Apple信者による啓蒙活動概論

これでなければならない という人間を増やすためには

これでなくてもよいけど “これの方がよさそうだ” で使っているという人を作りながら協力してもらい
これでなければならない という人に変えていけるかという課題にチャレンジしていかなければならないと思う。

——————————————————
10代の頃,自分がやってるバンド活動でWEBサイトやチラシを作ったりする必要にかられた時に父親が最初に渡してくれたパソコンが Macbookだったという理由からいまだにAppleに深い思い入れがあり なにより馴染みがあるので単純に使いやすい。というか基本的に長時間作業し続けたパソコンがApple製品なのでこれからわざわざ他のパソコンに慣れるように訓練しようとも思ない。結果、Appleなしではいられない体にされた。

その特殊性にカッコよさも感じていたのもあって マシーンに名前をつけるほとではなかったが、パソコンは Appleでなければならないになった つまり信者だ。

その当時は使い始めた頃のApple製品といえば当時はデザインとか出版とか一部の現場でしか使われてない特殊な製品だった Apple製品のシェアが今のような規模になるなんて考えられなかった なんならマイナーだからよいくらいに思っていた。
imac や G3、 G4が目につくようになり ipodで人気を博しiPhoneがでまわった。ituneMusicで課金をすればするほど好み以前にAppleでないといけない人を増やしていった。
要因には機能美やブランド力、利便性などもあったのだと思うが
適度な汎用性のなさと囲い込み戦略が的確だったのだと思い返せる。

——————————————————————

そうやってApple信者を増殖させていくにいたったのだが
iMac,G3,G4あたりで洗練された一部のハイソサエティが注目する商品をというブランドを築いてからの  ipod、iphone でのそんなことなんてどうでもいい層への訴求がものすごかったんだなと振り返る。

こんなものはおそらく考察として書籍などにたくさんあると思う。
大事なのはここじゃない

「これでなくてもよいけど これの方がよさそうだ」層への
訴求と啓蒙とか囲い込みが秀逸だった。

ということと最近の体験上 リーダーや経営者がブレイクしていく際に失敗しがちなのがここだなと感じていたことと一致したこと。

多くのリーダーにとって、自分の事業やチームは
これでなければならないもの が大前提である

この規模をブレイクさせていきたいときに
これでなければならないはずだ を押し付けてしまう。
ここが失敗や足踏みの要因になることが多い。
数人であれば、探したり何度も出会い別れを繰り返す中で
同じような価値観で仕事ができる これでなければならない の人に出会いチームを組んでいくことは可能だと思う。そこをコアにして拡大していくのだが拡大のために より多くの人間を取り込み変えていくことが必要だ。

ここでそれぞれの相手に寄り添って考えたり多様性のような思考が重要になると推測している。

多くの人にとって働いたり、活動する動機や目的は異なるので
はじめから “これでなければならない”なんてことは
ありえない。影響をうけ、体験を通してそのようになっていくことはあると
思うが特に多様性を認めていくという風潮の広がる現代では
働いたり活動する意味も目的もみんな違う。そこにこちらの “これでなければならない”の都合をおしつけていっても 一時的に “責任”とか “やりがい”などでしのげるこてはあっても結局どこかで破綻してしまう。
破綻すればまたやりなおしかゲームオーバー。
メンバーや社員が疲弊し離脱することが多くなり、また募集をかけて集めては現状維持がせいぜいでなかなかやりたいことがすすんでいかないような現状があるとしたらこういった状況に陥ってることが少なくない。

だからこそ、相手に選ばせながら結果的に相手を変えていく方法は非効率に見えるが裏返すと成果がでるのではないかと思えるし、ブレイクして拡大させていく局面で必須の技術だと思う。

働きやすさや一人一人を尊重する姿勢はそのためにあると思ばいい。

この手の話を成果がでにくいとか詭弁だと受け入れられない人もいる

主体性や多様性、働きやすさみたいなものは生ぬるく甘っちょろく聞こえやすい。またこれまで自分がやってきた苦労を否定しるような気がしてしまうのもわからなくはない。

入り口の段階で思想や思考を限定するやりかたは初期の頃は可能。
ぼくのように父親からApple製品を最初に渡される人間もいるにはいるが
多くはない。パソコンが必要になって どれにしようかな?からはじめるのがほとんどだ この層を取り込み生きる上で必要なものにしていくという視点はあらゆる場面で役に立つし成功させていくためのセオリーだともいえる。

他者を自分と同じだと思わないスキルはいろんなところに活かせる。
今日はこの辺で


汎用=「1つの物を、複数の物事に用いること」の意。